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スチューデント・サイエンティストプログラム |
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基本理念 「スチューデントサイエンティストプログラム」とは、主に大学生を対象に、 醸造研究・醸造産業の普及を行うための活動です。背景として、特に理系の学生は、民間企業に就職し研究開発を行いたいという基本的な希望があり、醸造に関 わる有名企業は毎年常に就職希望の上位に挙げられています。しかし、近年大学等での教育は、基礎生物学や医学等のライフサイエンスの分野へ移行し、それに 伴い長い歴史によって培われてきた醸造学に関する学科が減少しているため、大学生等の若者が醸造・微生物産業についての学問を学ぶ機会が顕著に減少してい ます。また、飲酒には法による年齢制限があるため、酒類産業自体、直接触れて親しむ年齢が他の産業に比べて遅いという現実があります。そのため、現在、学 生時代に醸造産業・微生物学を習得できずに、入社して初めて企業研究に携わる学生が増えています。また、醸造学に触れる機会が減少しているため、醸造研究 に興味を持つ優秀な人財そのものが減少しています。 そこで、日本醸造学会若手の会では、スチューデントサイエンティストプログラムを推進することにより、大学生を対象とした醸造研究の普及と、人財の育成 を行うことで、醸造研究のおもしろさ、醸造産業の発展性等を啓発し、醸造研究・醸造産業の底上げを図り、今後の醸造産業の益々の発展に貢献できるのではな いかと考えています。 |
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